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メッケル憩室について ~実話~
この度は私 成田純一が緊急手術のため患者様に多大なご迷惑・ご心配をおかけし大変申し訳ございませんでした。
今回、なぜ緊急手術となってしまったのかお伝えいたします。
3/5の診療が終わり昼食を食べた後に
日常生活に支障がでるほど・どの体勢でも辛い腹痛・嘔吐が起きました。
はじめは食あたりだと思いトイレに入っていたのですが全く痛みが治まらなかったので救急車を呼び
新松戸中央総合病院で救急外来で診て頂きました。
さまざまな検査を行っていただき
「メッケル憩室」
という消化管の先天異常がみつかりました。
メッケル憩室
メッケル憩室は真性憩室とも呼び小腸の中の卵黄腸管というのが本来であれば生まれて成長していくとともに閉鎖するものが完全に閉鎖せず、そのまま成長したことで先天性の袋状構造で構成されます。
場合により胃の組織や膵臓の組織に影響が起きたりします。
症状は出血・腸閉塞・炎症(憩室炎)・腹痛・嘔吐など
発生頻度:極稀
緊急手術からの経緯
検査をして担当医から「私のお腹の中で肝臓と胃の間に小腸の一部(メッケル憩室)が挟まっておりすぐに手術しないと小腸も壊死するし他の消化管にも影響がでる」
ということでしたので緊急手術することになりました。
手術後は腹痛や嘔吐も今までのようにはならなくなり次第に治まりました。
しかし、肝臓と胃の間に挟まっていた小腸の一部は切ったし、全身麻酔を吸入したので腸閉塞になりました。
その腸閉塞が日常生活に支障ない状態に回復までは約2週間の入院していました。
入院中は
・病院食
・腸を動かすためのリハビリ
・水分補給
を中心に行いました。
3/18から院長復帰!
3/18から復帰し患者様の役に立てるよう努めさせていただきます。
今後とも健美整体院 流山おおたかの森院をよろしくお願いいたします。
院長 成田純一