外傷性の顎の痛み

喧嘩で顔を殴られた、子供が顔にぶつかってきたなど、外からの衝撃を受けた場合は単純に顎の関節にストレスが加わりますので、炎症を抑えて顎の関節を整える処置で早期に回復するケースとなります。

外からの衝撃がないのに出てきた顎の痛み

この症状が、当院で扱う「ほとんどの顎の痛み」に該当します。
顎関節症は「体全体の骨格の歪みが最終的に出てくるもの」と言い換えられる症状なのです。

マウスピース

歯科の先生でマウスピースを作成され対応される方もいらっしゃるようです。
これですぐ治ればいいのですが、おさまらず痛みの継続や悪化がある方は、歯科の先生にご相談後、当院へご相談ください。

筋肉のマッサージや顎の運動

顎を前に出したり、横へずらしたり、顎の関節周辺をマッサージしたり、
ネットを探すと、いろいろ情報が出ていますが、それらを試して合わない方は本質的な原因にアプローチ出来てない場合が考えられます。

顎の関節は以下の筋肉を使って動かします。
舌骨筋群・内外側翼突筋・側頭筋・咬筋などです。

この一部、舌骨筋は舌骨に付着します。舌骨は頚椎の前方に位置することから、

頚椎の歪みがある
↓
舌骨も歪む
↓
顎関節の動きも悪く→顎関節症となりやすくなるのです。

しかし、頚椎は背骨の一部であり、下降していくと胸椎・腰椎と連なり骨盤にたどり着きます。
そうです。顎の関節を整えるためには、骨盤から整えていく必要があるのです。

１.体全体の状態を把握するスクリーニング検査
２.頚椎・胸椎・腰椎を整える処置
３.顎関節と協調始点となる第３第４頚椎のより細かい処置
４.顎関節の処置

としていきます。

※すでに当院へご来院前に、歯科で矯正を受けられている方は「歯科での矯正」が顎関節と関係がある場合もございます。歯科の先生へご相談ください。