腕や手が痺れたりうまく手指を動かせなかったりしませんか？

この症状が起こるのはいくつか原因が考えられますが、その一つに

円回内筋症候群というのが考えられます。

今回は円回内筋症候群についてお伝えいたします。

円回内筋症候群とは

まず円回内筋とは肘の内側（内側上顆）と尺骨にある鈎状突起から橈骨の外

側

に向かって肘の前面の円回内筋粗面に着く筋肉で上腕骨頭と尺骨頭の

二頭筋であります。

主に肘を曲げたり、前腕を内側に捻る（回内）動きに働きます。

腕や手が痺れたり動かしにくかったりするのは正中神経に異常がある可能性もあります。

正中神経というのは第５頚椎から第２胸椎の間から円回内筋の上腕骨頭と尺骨頭の間を通って前腕の橈骨と尺骨の間の膜（骨間膜）の通り手掌の親指から薬指の撓側１/２（中指の方）へ流れます。

その途中の円回内筋の上腕骨頭と尺骨頭の間で正中神経が締め付けられることにより流れが悪くなります。

それにより次のような症状が起こります。

症状

・腕から手指までの間に痛み・痺れ・炎症

・手や指に力が入らず、つまみ動作や繊細な動きなどに制限

・肘が伸びにくく肘の前側に痛み・炎症

・飲み物を注ぎにくかったり、ドアノブやペットボトルのキャップを回すと痛み

・症状がひどくなると指全体を曲げると薬指と小指だけが曲がる（祈祷の手）

・指でOKサインができない

手根管症候群と類似疾患ではありますし、手根管症候群と合併していることもありますが、正中神経の出どころである背骨から整えれば症状は緩和します。

当院の施術では

当院では、はじめに患者様のお身体の状態を確認し背骨の土台となる骨盤から矯正し整えます。

その後、正中神経が出ている範囲を整え、正中神経の流れが悪くなっているところを整えます。

腕から手指にかけて痛み・痺れが治まらない方は当院までご連絡ください📞

TEL０４－７１９７－１２２１